節約 Nakamichi ナカミチ パワーアンプ 「PA-50CE」 動作品

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Nakamichi ナカミチ パワーアンプ 「PA-50CE」 動作品商品説明ご覧いただきありがとうございます。これまでコレクションとして所有してきて、引越後に保管場所を確保出来なかった物、また嗜好の変化から不要になった物などを、断続的に出品させていただいています。説明が長くなりますが、最後までしっかりとお読みいただき、お付き合いいただければ幸いです。

カセットデッキで高名なナカミチが、1988年頃に発売した、定格出力150W+150W(8Ω)のパワーアンプ「PA-50CE」です。
その前年に発売された「PA-50」のカスタムエディションとして発表された機種で、上位機の「PA-70」と同様のワイルドなフォルムのヒートシンクに替わった点が、一見でわかるPA-50との違いとのことです。

本品は、2009年12月に、東北地方のオーディオ専門店が販売していた品を、通販で購入した品物で、入手直後から引越準備のためにオーディオシステムを解体した昨年の8月まで、同時出品中のプリアンプ“ヤマハCX-2000”とともに、当方のメインシステムの中核として使用していました。

とはいうものの、2021年の年初から、処分する機材の選定とチェックや整備などで、そのチェック用の別機材しか使用できていませんでしたので、実質的には2021年年初までの使用といってもいいかも知れません。

本機導入の切っ掛けは、購入前月の2009年11月に、たまたま見かけたCX-2000を衝動買いしてしまったこと。それまで使っていたプリメインアンプでは、接続端子が不足していたので、接続端子数が多く、また純正リモコンも付属していたCX-2000を見つけて、つい、買ってしまったわけですが、問題はパワーアンプ。

CX-2000に合うパワーアンプといえば、ペアを組む前提で開発された“ヤマハMX-2000”と、オーディオに詳しい方なら誰もが即答なさるかと思いますが、本機入手の約1年ほど前に、有名リサイクルショップチェーンのとある店舗で、ヤマハ首都圏サービスセンターの修理伝票が付けられたCX-2000とMX-2000がそれぞれ単体で販売されているのを見かけた際に、MX-2000の伝票には「リレー入手不能につき接点清掃を実施」と記されていた記憶があったため、MX-2000では『部品交換を伴う』メーカー修理は“絶望的”との思いがあり、出来ればしばらくは修理可能な機種を・・・と考えながらアチコチのネットショップ巡っている最中に出会ったのが、本機「PA-50CE」でした。

2009年当時、メーカーとしては終焉していたナカミチですが、アフターサービスはエムエーサービスさんが公式に引き継いで行っていて、その時のWebに掲載されていた修理可能品リストを見てみると、はっきりと「PA-50CE」が明記されていたため、購入候補に急浮上。

お店のWebに掲載された商品画像を見る限りでは、天板に大きな傷をペイントで“隠した”した跡があり、またフロントパネルには、何らかの液体(たぶんマジックリン)が流れた跡が残っている、決して美品とはいえない外装コンディションではありましたが、お店への問い合わせで、「動作に問題はなく、内部はとてもキレイ」とのご回答をいただけたこと、そして、もうしばらくの間は“メーカー認定の正規修理”が受けられるという「安心感」から購入を決めたのでした。

当初は現在の住居でも使用し続けるつもりで、一旦はラックに収めたのですが、持ってきた使用予定の機器が収まりきらず、その上、新たに設置しなければならない機器が出てしまったがゆえに、少しでもスペースを空けるべく、当初は当オークションに出品するつもりだった、予備として保管していたプリメインアンプにチェンジすることに決めましたため、この度出品させていただきました。

購入からおよそ13年、多いときで週4時間、少ない時で月2~3時間程度の割合で使用してきたと記憶していますが、本機に関しては、その奏でる音に、これまで不具合と感じられる症状は一切ありませんでした。

ただ1点、確か5年ほど前ですが、接続しているスピーカーケーブルの緩みを点検した際に、大型スピーカーターミナルのツマミ(ゴムの部分)が空回りして、すっぽ抜けるというトラブルが起こりました。それもLch、Rchともに、マイナス側の黒いキャップ付のほうだけが・・・。
当初、壊したかと焦りましたが、ツマミ内側を見てみると、茶色いゴム系接着剤の跡があったので、ただの接着の剥がれと判明。ということで、使われていたの同じモノと思われるボンドG103を使って再接着し、無事復活しています。

出品を決めた際に、天板と底板を外して内部の埃の清掃、また各接続端子もIPAを用いて清掃を実施。そのまま動作チェックとして、CX-2000を接続して約3時間、チェック用のCDプレーヤーCDP-337ESDの可変出力を接続し、およそ2時間の計5時間ほど鳴らしてみましたが、何の不具合も感じられませんでした。

チェック用スピーカーとして、ミニコン用のKenwood LS-7PROを使用していますが、「あれ? こいつこんな音出るんだ?」と、小音量でもスピーカーが本来持っている能力を出し切れる“駆動力”を持っているのは間違いないと思います(ちなみに通常のチェック用アンプはSONY TA-F222ESJです)。

外装のそして両サイド部のヒートシンク先端部(カド)には、いくつかの打ち傷や擦り傷もあり、背面部に設置の大型スピーカーターミナルの赤や黒の識別用キャップのフチの金属部分にはクスミもありますので、詳細は各画像にてご確認くださいませ。

PCでご覧の方は、大きく見たい画像を表示させ、画像上で左クリックし、そのままブラウザのアドレスバーに持っていってドロップすると、ヤフオク規定の最大画像サイズ1200×900ピクセルにて表示されますので、ご利用ください。

本体のみの出品となりますので、付属品はございません。

以上のように現状では問題なく動作してますが、製造(電源コードの製造年表記は1991です)から少なくとも31年は経過している製品ですので、いつ壊れても不思議はないですし、何の予兆もなく突然動かなくなることも十二分にあり得ますので、ジャンク扱いとして出品させていただきます。

ちなみに2023年5月23日現在、エムエーサービスさんの修理対応リストによりますと、本品は「一部パーツの在庫がないため“修理一部不能品”」の扱いになっていますが、可能な限りの修理対応が行われているようですので、もうしばらくの間は、「安心のメーカー認定修理」が受けられるかと思います。

なお配送ですが、本品の重量、タニタの体重計によると約22.7kgとなっていましたので、“20㎏オーバー25㎏以内”ということで、宅急便の「160」サイズとなりますので、ご承知おき下さいませ。

ご活用いただける方のご入札、お待ちいたしております。

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